STEEL-C.A.P.工法®(既設RC床版向け架替工法)
こんな課題はありませんか?
- 交通規制期間を最小限に抑え、既設RC床版の取替工事を短期間で完了させたい。
- 幅員が狭く、桁本数が少ないが、半断面施工を行いたい。
- 床版の取替に伴う死荷重増加を避け、既設橋梁本体の大規模な補強を必要としない工法を検討したい。
- 従来の工法で発生する騒音・粉塵・振動を極力抑え、都市部や周辺環境に配慮した施工を行いたい。
- 路面高の調整を容易に行いたい。
主桁上既設RC床版を撤去せずに急速取替が可能なSTEEL-C.A.P.工法®で大幅に工期を短縮。主桁補強や交通規制期間の課題を解決します。
製品概要
OUTLINE
STEEL-C.A.P.工法®は、既設RC床版を鋼床版に急速に取替可能な工法です。主桁上に残る既設RC床版を完全には撤去せずに、工場で製作した鋼床版パネルを架設することで急速施工を可能としました。
残置RC部には荷重伝達を期待せず、腹板に設置したせん断伝達ジベル、スプリットTを介して荷重伝達を図ります。
鋼床版を腹板で支持する構造を可能としたため、橋軸方向分割位置の自由度が高く、桁本数が少ない場合等において、従来桁では必要としていた縦桁を設置せずに、半断面施工が可能です。
桁上RC部の撤去にハツリ作業を行わず、ワイヤーソー等で水平切断するため、騒音・粉塵を最小限に抑えられます。また、死荷重の軽減や、疲労・耐食性に強いディテールと鋼材の採用も可能であり、高い耐久性を確保し、既設構造への大規模補強を必要としません。

NETIS(新技術情報提供システム)登録:KK-240002-A
特長・メリット
Features / benefits
極めて短い工期と交通規制の低減
従来の工法に比べて現場作業の工程を大幅に短縮でき、交通規制期間の最小化と工事全体の迅速化に貢献します。
自由な施工分割
腹板で支持する構造であるため、自由度の高い分割が可能です。桁本数が少ない場合の半断面施工では従来縦桁が必要でしたが、スプリットTにより鋼床版を支持できるため、縦桁が不要です。
優れた耐久性と死荷重の軽減
死荷重が軽減されるため、既設橋梁への大きな補強を必要とせず、高い耐久性を実現します。
現場での高さ調整が容易
腹板で取り合う構造であるため、従来必要であった高さ調整用フィラープレートが不要となり、路面高の調整が容易です。
騒音・粉塵を最小限に抑制
桁上RC部の撤去にハツリ作業を行わず、ワイヤーソー等による水平切断を用いることで、騒音・粉塵・振動を最小限に抑えられます。
用途・活用シーン
Uses and applications
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交通規制期間の最短化
交通規制の期間を極力短縮したい、高速道路や主要幹線道路の既設RC床版からの取替工事。
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少主桁橋の半断面施工
桁本数が少ない橋梁の半断面施工。
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死荷重軽減による長寿命化
死荷重軽減や既設主桁への補強回避を目的とした、老朽化橋梁の長寿命化改修。
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複雑な高さ調整への対応
高さ調整の難易度が高い現場。
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都市部・住宅近接地の施工
騒音・粉塵・振動を最小限に抑えたい、都市部や住宅地近隣の橋梁架替現場。
施工フロー
flow
STEEL-C.A.P.工法®は、道路を供用しながらの半断面(車線分割)施工が可能です。
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STEP01
桁下の事前作業
桁下でスプリットTの設置や、合成桁の場合は仮設部材の設置を行います。 -
STEP02
既設RC床版の切断、撤去
車線規制を行い、既設床版を切断・撤去します。桁上残置RC部はワイヤーソー等により水平切断し、桁間部と同時に撤去します。 -
STEP03
鋼床版の架設
工場で製作された鋼床版パネルを落とし込む形で架設します。 -
STEP04
ボルト接合
鋼床版、縦リブ、横リブをボルトにより接合し、作業を完了します。
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