FRPバルササンドイッチ床版(歩道・鉄道ホーム等の床版)
こんな課題はありませんか?
- 既設床版パネルの取り替えにおいて、既設構造物への負担を最小限に抑え、大規模な補強なしに床版を交換したい。
- 塩害や化学物質、厳しい温度環境などに対し、高い耐水性・耐薬品性・耐火性を備えた高耐久な床版を導入したい。
- 床版部材を軽量化し、人力での運搬・施工を可能にすることで、現場の重機費用や作業負荷を軽減したい。
- 床版表面のノンスリップ性能を確保しつつ舗装を省略し、さらに色彩を自由に選びたいなど景観性にもこだわりたい。
軽量で高耐久なハイブリッド構造のFRPバルササンドイッチ床版が、現場の施工負荷軽減や既設構造物の補強などの課題を解決します。
製品概要
OUTLINE
FRPバルササンドイッチ床版は、軽量で高耐久な木材であるバルサ材の上下を、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)で挟み込んだハイブリッド構造の軽量床版パネルです。コア材であるバルサ材は天然ハニカム構造を有し、優れたせん断・圧縮引張強度、耐水性、耐火性、耐熱性を発揮します。
また、曲げ載荷試験など各種試験において、歩道橋床版として必要な強度の15倍を超える性能を有することを確認しています。
床版支間に応じて、短支間タイプ(パネル厚58mm、約27kg/m2)と長支間タイプ(パネル厚92mm、約30kg/m2)の2種類の標準断面を用意しています。

特長・メリット
Features / benefits
圧倒的な軽量性と施工性
非常に軽量であるため、重機を使わず人力での運搬・施工が可能です。これにより、現場作業の効率化とコスト削減に貢献します。
既設構造物への負担軽減
軽量性であるため既設構造物への負担が大幅に軽減されます。そのため、既設橋梁に大規模な補強などを施さずに架設できる場面が多くなります。
優れた耐久性と耐環境性
バルサ材とGFRPのハイブリッド構造により、耐水性、耐化学性、耐火性、耐熱性に優れ、高い耐久性を長期にわたって維持します。
舗装省略と景観性の向上
パネル表面にすべり止めパターンを付けるノンスリップ加工を施すことで舗装を省略できます。また、床版表面の色彩を自由に選べるため、景観性を向上できます。
用途・活用シーン
Uses and applications
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歩道橋・鉄道ホーム
歩道橋や鉄道ホームなどの床版パネル材。
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重機不要・人力による山間地施工
軽量化と人力施工が求められる、重機が入ることができない構造物内、山間部や資材搬入に制約がある場所での床版パネルの新設・架け替え。
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老朽化構造物の死荷重軽減・更新
既設構造物への負担を極力抑えたい、老朽化した構造物の床版パネル取替工事。
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軽量化を活かした歩道拡幅工事
既設橋梁の幅員を広げ、通行の円滑化を図りたい拡幅工事。
関連製品・工法
products
TRC床版
底鋼板をトラス鉄筋で補剛した鋼・コンクリート合成床版です。軽量合理化構造のため、架設時の取り回しが容易です。また、トラス鉄筋が現場配筋のスペーサーを兼ねるなど、現場施工性に優れています。
サンドイッチ型複合床版
上下鋼板で構成される鋼殻パネルにコンクリートを中詰めする高強度鋼・コンクリート複合床版です。上側鋼板を利用した自由度の高い架設方法、長支間対応などの提案が可能です。