港湾インフラ(港湾・海洋構造物)

「鉄」を極め、「構造」を拓く。港湾の難題をエンジニアリングで加速させます。
気候変動、地震のリスク、そして国際物流の要としての機能強化。日本の「海の玄関口」である港湾インフラには、強靭性と高度な機能が求められています。横河NSエンジニアリングは、橋梁・地下構造物事業で培った技術を結集し、プレキャスト防潮堤、ジャケット工法などに独自の技術で、港湾構造物の新設から大規模な強靭化までをサポート。未来の物流と国土を守るソリューションを提供します。

事業概要
SERVICE
当社が橋梁事業で長年培ってきた技術力を基盤に港湾インフラの構築を、エンジニアリングで加速させます。
鋼とコンクリートの合成構造に特化した独自の設計により、過酷な環境を克服する圧倒的な強靭さを実現。 ジャケット式工法等のプレハブ技術を駆使して現場工期を劇的に短縮し、防潮堤や防波堤などの大規模な強靭化ニーズに応えます。 素材の選定から高度な施工までを一貫して担い、変化する気象リスクから日本の港湾の現在と未来を支えます。

市場背景
background
港湾インフラの構築・保全には、以下のような課題があります。
地震や津波リスクを踏まえた港湾構造物の強靭化
モーダルシフトによる港湾の大水深化・高機能化
洋上風力発電など新エネルギーインフラの整備需要
工期短縮と高耐久性を 両立する新工法の需要
港湾インフラ構築の課題
assignment
港湾インフラの構築・保全には、以下のような課題があります。
厳格化される耐地震性能、耐津波性能への対応
過去の大規模震災や津波災害による教訓から、想定される最大クラスの津波に対応するために耐地震性能、耐津波性能への要求が高まっています。
老朽化する港湾インフラ施設への対応
高度経済成長期に集中的に整備された港湾インフラ施設の老朽化が急速に進行しており、修繕による予防保全、効果的なインフラメンテナンスの実施のための新技術導入促進が必要です。
品質確保と効率化を備えた新技術開発
増加するインフラメンテナンスと、減少し続ける労働者のギャップが深刻化するなか、品質確保と施工の効率化を備えた新技術が必要です。
製品・工法ラインナップ
SERVICE
当社独自の高い設計力と技術的応用力を駆使し、高深度・複雑化する地下インフラの課題に対応するセグメントや特殊工法を提供します。
防潮堤・止水壁
鋼材の粘り強さと、コンクリートの安定した品質を融合させ、構造のスリム化を実現した複合構造のプレキャスト防潮堤や、鋼材の比重強度を最大限発揮し地盤への影響を最小限に抑えることのできる鋼製の止水壁などを提供します。現場作業を減らすことで、工期の短縮と品質確保を実現することが可能です。地震や津波の衝撃に耐えうる強靭な構造体として、早期の防災・減災対策、および老朽化した防潮堤の強靭化に貢献します。
ジャケット工法
工場で製作した鋼管トラス構造(ジャケット)を鋼管杭で海底に固定する工法です。ジャケットは杭打設の導枠を兼ねるため施工性に優れ、杭と連結・補剛する機能を兼ね備えます。 岸壁・防波堤の構築のほか、洋上風力発電の基礎構造物など、大規模な海洋鋼構造物構築に用いられます。優れた耐久性で、新エネルギー分野における大型・重量構造物のニーズにも応えます。
ハイブリッドケーソン
ハイブリッドケーソンは、鋼とコンクリートを一体化させた合成構造を持つ製品であり、橋梁や防波堤、岸壁、護岸など、さまざまなインフラの基礎として採用されています。従来のRCケーソンと比較して構造的な自由度が高く、フーチング(底版)を大きく設計できるため、地盤への反力を効果的に低減させることが可能です。また、あらかじめ工場で製作された鋼部材が、施工時には型枠および鉄筋としての機能を兼ね備えるため、現場での作業工数を大幅に削減できる点も大きな特長です。高い強度を維持しながら軽量化も実現しており、施工性と経済性を両立させた製品です。

捨石マウンド防護ネット
ケーソン等の基礎となる捨石マウンドの安定性を向上させ、洗掘や崩壊を抑制する捨石マウンド防護工です。極太丸鋼とチェーンネットによるネット材で捨石を覆い、波浪や潮流によるマウンド材の流出を効果的に防ぎます。軽量のため水中抵抗が少なく施工性にも優れます。茨城県常陸那珂港東防波堤で適用され、その優れた性能が確認されました。
桟橋
桟橋は、フレキシブルな設計、透過性・景観性が要求されます。立地条件や用途・ニーズに応じた最適な基礎形式の選定、多彩な形状が可能です。
積出桟橋
高強度・高耐力を持つ鋼管部材を用いた構造。船の接岸力や土砂積出施設の大きな死荷重などの外力に対応可能。
海釣桟橋
安全柵、竿立て、ベンチなどの設置を考慮した構造。遊歩道・係船岸としての利用や養殖生簀との組み合わせも可能。